『英雄伝説 零の軌跡 中文Windows版』2011/09/03 21:34

何かデカさの参考になる物一緒に撮せばよかった
散在額:約4000円(299元)

日本ファルコムがWindowsからPSPにメインプラットフォームを移してから、一応『イースVII』はいつ出るのか解らないマルチプラットフォーム宣言があったものの(実際どうなる事やら)、『英雄伝説』シリーズ『零の軌跡』はそんな事もなく完全にPSPオンリーなのかなと思われていた所へ、ひょんな所からWindows版の話が出てきました。

中国語版。

元々、ファルコムタイトルは中文版などアジア圏向けにローカライズされていましたが、これまでなら単なるWin版のローカライズ移植だったところ、まさかPSP素材をHD化してまでローカライズ移植しようとは。本家ファルコムが日本国内でやったのは、PSP素材をそのまま移植した『イースI・IIクロニクル』とかだったというのにw
これまでは、超豪華仕様なパッケージの中文版とかを羨ましいなーと思いつつも、わざわざ買おうと考えなかったのは日本語PC版の移植だったからですが、今回はまさかのHD化だからなぁ‥‥しかし、メリケンAmazoneとかを使うのと違い、中国に通販申し込むのはなんか怖いな‥‥プレアジとかで扱いがあればあるいは‥‥。
そこへ、私事ながら仕事で上海に出張する事になったので、これはチャンス!とばかりに買ってきました。ついでなので、後段の方で中国のPCソフト購入体験記も書いておきます。

さて、購入したパッケージは上記画像の通り。いやー、このデカいパッケージ、懐かしいですねぇ。
パッケージ内容はこんな感じ。

左はゲームソフト本編とマニュアル(PSP版をそのままローカライズしただけっぽい)、ライセンス認証マニュアル。ちなみに認証コードはマニュアルの裏面に載っています。右は同梱特典物。電撃PSの攻略本のローカライズに警察ロゴ付手帳、各種ショップ特典サントラ、トランプ、みっしぃぬいぐるみストラップ、みっしぃ巾着、ガイの傷入りキーホルダー、と盛りだくさん。おかげで箱が重い重い。

そしてこちらは別添付品。実はパッケージをよく解ってなかったんだが、この限定版は199元らしい。じゃあ、100元は何なの?というと、この別添付の特典が付く‥‥らしい。いや、通販サイトでは299元と書いてあってそのつもりで店に行ったら、パッケージには199元と書いてあってね。よく解らないけど。
内容はねんどろいどぷちモドキ(エーとオフィシャルにもあるワジのアクセサリー(でも素材は違うと思う)、クリアファイル。アクセサリーの事を考えたら、その価格差は解らないでもないが、でも本命はねんぷちモドキの方ですかね。

ねんぷちと言えば日本では『碧の軌跡』の特典に付くことで話題になっていますが、そちらはティオとエリィのみで残念ながらロイドとランディが無い。が、こちらでなんと4人とも存在しています。‥‥それはいいんだけど、同梱という事はなくて、ランダムに1種1個がパッケージに添付されるだけみたいですね。なので貰えたのはロイドでした。『碧の軌跡』限定版は買うから、ある意味ラッキーか。ランディはどうすればいいんだ‥‥。
左の画像はちょいと拡大できるようになっています。モドキと連呼しているけど、デキはなかなか良いです。一緒に並べておいて、そんなに遜色なさそう。公開された当初はかなりヤバイ雰囲気だったけどね‥‥。

さて、中国語なんか読めないからゲームはどうしようもないんだが、とはいえ見せてもらいたいじゃないか、中華のHD化移植力というものを!という事で、一応インストールしてみました。
対応OSはXPと7となっています。Vistaでも動くと思います。自分のはWin7の64bit版。DVDを突っ込むとインストーラーが勝手に立ち上がるので、後は中国語は読めないものの、一般的なインストール手順と変わらないのでなんとかなります。インストールが完了すると、公式ページが立ち上がるのにはギョっとするが。

さて、インストールが終わるとデスクトップにはWinユーザーおなじみのゲーム起動とコンフィグのショートカットが。ゲーム起動をすると起動メニュー画面が出て、遊戯開始的なボタンを押すと上記のライセンス認証をするための画面が出てきます(初回認証のみ、ちなみにディスクレス)。メニューも説明書も読めないが、なんとなく入力する所とOKボタンは解るので、マニュアルに書かれたコードを書いてOKを押すと、やっと起動。
拡大画面あり
わーい、懐かしい!OPの謎の未来視(?)シーンだね!
うん、やっぱり中国語フォントの表示が問題か‥‥。でも、日本語Windowsでも中国語フォント入ってるんじゃないの普通。
入力じゃなくて表示だけでいいんだー‥‥と調べてみると、「Microsoft AppLocale Utility」というロケール情報をアプリ単位で管理する事ができるMS公式なアプリが存在しているらしい。XP用だけど、Win7でも互換モードでインストールできるそうな。というかできました。インストールできたら、「AppLocale」ってのがあるのでそれを起動。そこでロケール情報を弄りたいアプリの登録をするんですね。「ED_ZERO.exe」「Config.exe」でも関連付ければ解決。
拡大画面あり
よっしゃ!表示された!全然読めないけど!
ちなみにこれは解像度1280x800。ウィドウモードではこれがデフォルト。フルスクリーンの場合はちゃんと1920x1080になります(もちろんコンフィグで設定可能)。
‥‥いやーしかし、画面の解像度は高いのは当然ながら、サウンド周りの違いで音の良さの方が気になっちゃったなw
メッセージがまったく読めないので、PSP版片手に頑張るしかないですかね。やらないけどねw

興味のある方は、通販サイトが海外発送に対応しているなら特攻してみるか、プレアジが扱ってくれるのを期待するとか、メッセのカオス館が扱ってくれるのを期待するとか、レッツ、チャレンジ!

Play-Asia.comの商品ページへ(ちょっと割高になりますな)

~~おまけ1 中国での中文版PCソフト購入事情~~

ソフトを買ったのはこちらのお店なんだが、何この店頭のダンボール箱の山!?と言えば、なんとこれ、全部『零の軌跡』を通販梱包中の物。このお店が全部の通販取り扱ってるとでも言うのかよってレベルw

実のところ、あっさり『零の軌跡』中文版は買えるつもりで上海に行っていたのだが、中国のPCパッケージ市場というのはこっちが思いもよらないものでして。

ホテルをちょっと歩いた所に大きな電気屋があるのでそこへ行くと、Windowsやセキュリティソフトの正規パッケージは売っているものの取り扱いはそれだけ

会社の人に聞いてみると「ソフトは本屋で売っています」というので行ってみたが、微妙に扱いはあるけど圧倒的に在庫は無い。というか新製品は入荷するのかすら怪しい。(「ぐるみん」等ファルコムの旧作や、「メモオフ」などKID名義のソフトはあった)

電気街らしい所に特攻してデカい電気屋へ行くが、建物はデカくても中身は小型テナントの集合体。というか、中文版ソフトなんかほとんどなくて、輸入英語版かコピーしかねぇ。

日本キャラ物オタク街の情報を得て行ってみると、思いがけず今回の店を発見。

まず、Windowsとかの正規版は割と普通に買える。一番最初にみつけられたし。次に、映像ソフトや音楽ソフト。割と本屋での取り扱いが良い。一応、中国での「ソフト」の取り扱いは、電気屋や本屋である事は間違いない。
問題はゲームだろうね。聞けば、「ショップはある」と教えてはもらったが、自力では今回の1軒しか見つけられなかった。
そして、やはりDL版が広まっているみたいですね。コピー問題というのもあるけど、値段が理由でもあるっぽい。「同じ商品なら、安いに越した事は無いじゃない」という意識が特にあるようなので。パッケージ版を態々買うとか、今回みたいに割高な特典付を買うのは、ある程度の好事家 だけみたいな雰囲気があるかも。


~~おまけ2 なんだこれ~~

ホテルで日本人向け生活情報誌みたいなのを見ていたら、「アニメコスプレイベントありました」的な記事があったのだが、その画像、よく見たら『零/碧の軌跡』コスプレじゃないか。
プッシュされているね!

『DSi用シリコンケース クリアブラック』2008/12/16 23:59

別なのに変えるかも。
散財額:880円(税込)

DSiは本体表面がマット加工になった関係で質感がとても良くなったのだけど、黒本体だとちょっと引っかき傷が付くと白く残りそうな気がして「シリコンカバー待ちだな!」と思っていたところで、発売から一ヶ月経ってやっとデイテルジャパンから発売したので買ってきました。
それにしても、相変わらずこういう周辺アイテムは出るのおせーな。アバウトな寸法でいいポーチ系とは事情が違うのはわかるが、モックとかでいいから提供してもいいんじゃねーのかな。PSP関係もだよ!
しかし、DSLiteの時は「野暮ったい」とか言っときながらやっぱりシリコンカバー使うのかよ!?wwwって感じですが、いやほら、DSは蓋閉めて画面を保護できるんでシリコンカバーでいいよな、と。PSPだと画面むき出しなんでポーチに入れよう→ポーチに入れるなら保護シートで十分だろ、って感じ。

さて、無意識にDSLiteに使ったシリコンカバーとDSiで使うシリコンカバーは、メーカーが違ってしまったので単純に比較とはいかないけど、DSLiteで使ったゲームテックのは外装だけをカバーするものだったのに対し、今回のデイテルのはボタン部分前面も覆うタイプ。これは本体が薄くなった恩恵かもしれませんな。自分はボタン周辺にも保護シートを貼っていたのでOKです。しかしデメリット‥‥と言っていいかどうかな点として、DSiって電源ボタンの押し難くなってねーか?と思ってたんですが、シリコンカバーの厚みの分だけ電源ボタンがさらに押し難くなってしまった(苦笑
もうこれはタッチペンで押すっきゃない。
電源ボタン以外は大丈夫だと思いますが‥‥何か敏感なボタン操作が求められるようだと、やっぱりこのシリコンカバーの厚みはネックになるかも。大丈夫、タッチペン操作しかしないよ!ってならいいんですが。

こういう外装保護カバータイプのアクセサリは、同社・他社でシリコンカバーだったりポリカーボネート製だったり出るようですが、ボタン操作を重視するなら、ボタン周辺をカバーしないポリカーボネート製を考えた方が良い気がしないでもない。もしくは、シリコンでもポケット型になってない場合とか。

ニンテンドーDSi(ブラック)とSDHC2008/11/01 22:46

電源ボタンだけはちょっと‥‥
散財額:18900円(税込)+840円(税込)

買ってきたぜ!
ついでに、うちには適当な容量のSDHCが無かったので、そっちも買ってきたぜ!
SDHCも対応ってのはマニュアルで名言されてますが、KINGMAXのSDHC4GB(Class6)840円が認識するの確認!

とりあえず無線LANの設定してカメラのチュートリアル弄って、DSiショップにアクセスしてDSiブラウザーを落としてちょっとネットしてみました。
無線LANは、本体にWEPのみの3つに上級者向け(WPA)の3つの計6つの接続設定をする事ができます。最初「このセキュリティは使えません」みたいに出てきたので何それー?と思ったけど、「上級者向けでやってね」と出てきて初めて知った。ちゃんとマニュアルは読もう。
ブラウザの使い勝手は人それぞれだろうけど、文字入力はタッチペンは楽だな。
DSiショップにアクセスすると1000ポイントもらえるキャンペーンって、ポイントはいつもらえるんだろう。ポイントはDSiウェアの配信が始まってから購入できるようになるそうだけど、そのタイミングで配信開始なのかな。
それからクラブニンテンドーのIDを設定できたんだけど、今後はクラブニンテンドーポイントをこっから登録できたりすると便利だなぁ。たまにあのサイト重いんで。

ちょっと驚いたのは、DSiもFWの更新がある事です。「本体の更新」ってメニューがあります。

ただ、PSP的なFWとは違いセキュリティ的な意味での更新になるのか?一応「機能向上」という文言もあるけど。
この「本体機能更新」によって、アレなアプリが仕込まれていた場合、更新時に自動で削除したりするような事が書いてあります。
早速更新を実行してみたら、何か更新されたみたいです。バージョン情報みたいなのは無いので最新の状態を知るのはどうすんだろう?って感じですが、また更新を実行してみたら「この本体は最新です」と出ますな。
追記:本体設定メニューを表示中に、上画面右下にちゃんと出てました。購入時は「1.0J」だったみたいだけど、最新は「1.1J」みたい。

まぁ、液晶保護シートは貼ったけど、シリコンカバーが発売するまで寝かせておくんですけどね。今特にやりたいゲーム無いので。
早くDSiウェアの配信はじまんねーかな。

DSi買って不満に思った事?
クラブニンテンドーに登録したけど、早期購入特典ポイントが無かった事かな!

PSP-3000が届いた2008/10/16 23:59

手前PSP-3000、奥PSP-2000
散財額:19800円(税込み)

PSP-3000届きました。今回は1000→2000の時のような劇的な変化も無ければ、商品サイクル的にもわずか1年での事でもあり、話題性では新鮮味が薄いので比較的静かな発売だと思います。
とは言え、今回のリニューアルは「美・画面」を唄う液晶品質の向上が言われていたので、既に方々でその液晶について検証ネタが上げられています。
ぶっちゃければ一長一短ですかね。
コントラスト向上、応答速度向上、反射低減というメリットは認められる一方、液晶の性質がガラっと変わってしまった事により、従来のPSPの液晶になれた目、調整されたコンテンツからみると、違和感を感じる声があるのはよくわかります。

個人的には、コントラストが上がり色のメリハリが強くなったのはよしとして、その影響による暖色の表現力が即気になりました。そこで自分の主な用途の一つである動画ファイルの検証をしてみました。
PSP-3000(下)「カラースペース=ワイド」

PSP-3000(下)「カラースペース=ノーマル」

PSP-2000でも十分期待通りのエンコードができているな思っていたのに、こうして並べてみると、思ったよりも青白く全然色が出ていないのがわかります。その点3000は発色が良くなっているなと。しかしこの暖色系のパワーアップが全て良い方向に言っているかというと、それは「NO」でして、実写にしろ絵にしろ、人物の肌色に強く影響が出ています。ここでサンプルにした動画内でも「ワイド」設定の場合「ちょっとどうよ?」と思う色調になっている絵があります。これとか
。ソースからしてここの配色はちょっと特殊なんですが、それに輪をかけてこれは違うだろ、と。どうもクリーム色系の表現が難しくなった様に思います。
しかし誤解が無いように言っとくと、白が表現できなくなったわけではありません。
■ソースの画像(お刺身)
PSP-2000/PSP-3000でそれぞれ表示した画像

■ソースの画像(海岸)
SP-2000/PSP-3000でそれぞれ表示した画像

ソースの画像はデジカメで撮影した未補正のデータです。お刺身を見ると、2000は青みがかった白になっているのに対して、3000はキレイに白が出ているのがわかります。
動画は、PC上で見て色が映える様に自分で色合いを調整しているので、今後3000で動画を見る事を考えたら見直しが必要かもしれません。今回の液晶、赤と黄色が要注意かなー。

※ついでに、もう一つよく言われている横の縞々具合がカラースペース=ワイドの画像でも見れると思います(3000は横縞、2000は縦縞)
※ちなみに、3000で動画ファイルの保存にはCR-5400+microSDHC8GB2枚挿しを使っています。




んで、もう一点、こんな事やってて思いました。「液晶、暗くなった?」と思ってる人が結構いるんじゃないかと思います。PSPは液晶の明るさが3段階+ACアダプタ接続中でもう1段階の4段階ありますが、なんか2000比べて1段階ずつ低いんじゃなかろうか。という事で比較画像を。

明るさ1

明るさ2

明るさ3

明るさ4(アダプタ挿し)


うーむ、写真じゃうまく表現できてないか。カメラで撮ると、3000の方が色彩が鮮やかな分明るく見えてしまうかも。でも、ぶっちゃけ明るさ3同士では3000は2000より暗いと思います。多分3000の明るさ4と2000の明るさ3が丁度釣りあうかも。
そう言えば、バッテリーは変わらないのに液晶がパワーアップして消費電力的にどうなる?と言われていたのに対して、「対応して動作時間を維持した」みたいなコメントが出ていたはずですが、つまり対応=明るさを1段下げた、て事かなーと思えてきました。
3000の液晶は写真写りが良くなったという事かも。色彩の鮮やかさが画面の明るさをカバーするとは思うが、うーむ、どうなんだろうな。



話題が液晶の性質の変化にばかり偏ってあんまり話題になってないと思うんですが、さりげなく筐体が改善されています。十字ボタン、○×△□ボタンの中央が窪んだので、ボタンを押す感覚が良くなっています。また、電源スイッチ部分も造りが良くなったように思います。
そしてサウンド面。かなりパワーアップしたというか、サラウンド効果が強くなったよね?スピーカーだけでもサラウンド効果が良く出ているように思います。スピーカーが変わったのか?とも思いましたが、イヤホンでもよく聞こえるようになった気がするので、サウンド用のプロセッサに何か手でも加えたのかも?まぁ、みんなミュートにして遊んでるのかもしれないけどよ?

そんなわけで、目立つ部分で随分性質が変わった印象のPSP-3000ですが、トータル的にうまくリファインされていると思います。まぁ、2000ユーザーに即買い替えが促されるものでもないと思いますが、新規ユーザーはもちろん、そろそろ1000から買い替えって人にも十分満足できるじゃないでしょうか。

PSP-2000で実験してみる~動画のTV出力ってどう?~2008/04/24 23:59

外部出力する時はシグネチャのスタンド使えない‥‥
コメントで「PSPでメモステに保存した動画ファイルをTVに出力してみると、どうよ?」という質問を頂いたので、検証してみる事にしました。

その前にかるーくPSPの動画についておさらい‥‥と言っても、細々した話は他の詳しいサイトに譲りますが。
PSPは初期からMP4動画を流す事ができましたが、最近はほぼH.264で動画を作られていると思います。ビットレートはかなり高いとこまでイケル上(一応16Mbpsくらいまで指定はできる?)VBRにも対応していますが、フレームサイズはある程度決められていて、初期の頃からの160x112、320x240、さらにFWを挙げる事でH.264と共に対応されたPSPの液晶フルサイズの480x272に映像信号480i相当の720x480を使う事ができます。逆にこれに当てはまらない解像度だとファイルを認識できなかったりします。
おそらく今現在もっとも使われているのはこのサイズでしょう。かく言う自分も、PSPで視聴するために480x272で動画を作成しています。というわけで今回はさらに実験用に720x480の動画も用意しました。用意した動画の設定は以下の通りです。

■H.264/MPEG-4AVC 720x480 QB25(VBR) 29.97fps → 126MB
■H.264/MPEG-4AVC 480x272 384kbps(CBR) 29.97fps → 88MB
※「携帯動画変換君」でエンコード

注意点として、携帯動画変換君でただサイズを720x480に指定してエンコードすると、アスペクト比が正常ではない動画ができます。Transcoding.ini内で適切に設定してやれば720x480で16:9の正しいアスペクト比で作成できますが、PSPで再生する時に画面モードを「フル」にすると正しいアスペクト比らしく誤魔化す事ができます。今回はやっつけで作ったのでそうしています。
他にも有料無料で多々エンコードツールは存在しているので、ツールによってはアスペクト比をちゃんと設定してくれるモノもあるんじゃないですかね。

これをD端子ケーブルでTVに繋いで出力してみました。早速比較画像を並べてみます。
(左720x480/右480x272)

このサイズだとクオリティ的にはあまり違いを感じませんが(PSP実機で見ている時はこんな感じ)、TV出力して大きい解像度で見てみると、結構違いは明らかだったりします。雰囲気がつかめると思われるサイズでリンクを貼っておいたのでクリックしてみてください。
以下、さらに接近した画像(左720x480/右480x272)


こうしてみると、さすがに480x272だと輪郭が潰れていますね。対して720x480は十分視聴に耐えられるというか、アナログレコーダーの高画質設定には迫れるんじゃないかと思います。ここはエンコードの腕のみせどこかもしれません。アップな上にデジカメで撮影だと文字が微妙な感じですが、テレビ画面で見る場合は十分ハッキリと文字の隙間などを認識できます。

最近の一般的ハイビジョン液晶テレビだと、解像度的(1366x768)に480x272だとちょっと微妙な画質に思えるかもしれません。D1対応くらいのアナログテレビなら十分イケると思いますが。逆にフルHDのテレビだと、720x480でもどうなんですかね。試してみようにもフルHD買うとしたらまだまだ先だしなぁ。
個人的にはあまり外部出力をしての動画視聴っていうのは考えていなかったのですが、こうしてみると十分視聴に耐えうるもんですね。まぁ、UMDビデオなんかかなり奇麗だしなぁ(アレはプログレッシブ出力なんだっけ?)。
丁度今日、SCEから発売のクレードルとリモコンはTV出力を前提にしている商品だったりもするので、今後もポータブルAVプレーヤーとしてのパワーアップを期待したいとこです。



‥‥そういう目的でしか使わない、だと?勿体無い、ゲームやろうぜ。