『マクロスプラス リマスターボックス』2007/08/25 23:59

散財額:13,675円(送料無料)

「自分の生涯における好きなアニメ」とか順位付けをしたら、未だベスト10内には数える作品である『マクロスプラス』。
しかし、手持ちだった映像ソースは、大昔にOVAシリーズをダビングして擦り切れる程リピートしたVHSテープしかなく、しかもそのテープも既に廃棄処分済み。このDVDご時世にもちろんリリース済みのDVDはどうしたのかと言えば、当の『マクロスプラス』OVAシリーズDVD版が出た当時は、個人的にまだDVDを購入するのにも一つの決断を要する様な時代であり、有る程度収入が安定した頃には初回版はプレミア価格(と言っても7~8000円前後でしたが)になっていました。まぁ、リニューアルパッケージ版も登場はしていたのだけど、“ヲタ”としては「やっぱ買うなら初回版だよな~」などと理由をつけて、ここまでダラダラときてしまったのですが、ここ最近のバンダイビジュアルの旧作品デジタルリマスター化&BOX化のラインナップに、OVAシリーズと劇場版セットでDVD-BOX化して割りとお手ごろ価格でリリースされるという事で、速攻で注文をした次第です。

商品内容は、通常の2枚入るトールケース2本をBOXにまとめてOVA2枚+劇場版1枚+映像特典1枚が入っていてスペースにもやさしく、多分旧パッケにライナーノーツとして入っていたのであろう設定画が小冊子にまとめられています。個人的には映像特典で、OVAシリーズの予告映像にOVA1巻に収録されていた「マクロス・フューチャークロニクル」がちゃんと収録されているのが嬉しいですね。
本編の方は、音声のクオリティも十分良好だし、何より映像クオリティは初出から13年経った今でも比肩する作品はそうはないだろうというもの。やっぱり「INFORMATION HIGH」をバックに地球降下~イサムとガルドのドッグファイト~ガルドVSゴーストX-9の辺りは素晴らしい映像美だなと思います。
YF-19の美しさは今になっても異常。

まぁ残念なのは、映像が4:3って事なんですけどね。どうしようもなく残念です。

余談になりますが、今でこそ主役から脇役、二枚目からギャグキャラと幅広く活躍する声優として認知している山崎たくみが、主人公イサム・ダイソンの声をやっていますが、自分が山崎たくみを認識したのはこの作品が始めてであり、山崎たくみ=イサムのイメージが出来上がっていたので、それから間もなくアニメ版『稲中卓球部』で井沢の声をやってたのには、『稲中』も原作から好きだった自分としては少なからずショックを受けたものです(笑)。