『FILCO FKB108M/JW』2006/07/03 02:06

散財額:7979円

メカキースキーになったきっかけでもある、会社で使っていたキーボード「SK-D100M」がぶっ壊れてしまったので、やむをえず「メカキーだから」「直感」で買ったもののイマイチに感じて家で放置していた「ZG112P」を持ち込んだものの、相変わらず違和感のある打キー感に「カチカチうるせぇ」とみんなに罵られる日々が続いたので、とりあえずキーボードをどうにかしなければ、と思い立った。
今回はある程度の出費も覚悟で、しっかり店頭でキーボードを叩いてみて本当に気に入ったモノを買うことにしたのだが、やはり評判のRealForceはかなり快適。こういうソフトタッチで且つキーストロークの深いキーボードは好きだなー。でも106Sでも値段が15000前後ってマジか‥‥。と、陳列されているキーボードを片っ端から叩いていたところで、「お!?」と思わせてくれるキーボードに遭遇した。それがこの「FKB108M」

メーカーはメカキーのキーボードで有名なダイヤテック(FILCOブランド)。とは言え、メカキースキーになったからといってFILCOのキーボードが好きか、というとそうでも無かった。言うなれば、自分の好きなメカキーはSK-D100Mの様なソフトタッチで素直にキーが沈み、且つキーが底板に当たって「カチャカチャ」言うのがいいのであり、微妙な引っかかりや反発力があったり、わざわざ「カチ、カチ」とスイッチ部で鳴らしているのがいいわけでもない。とか言って前述の「ZG112P」はそういうキーボードだったわけだが。
この「FKB108M」はその辺が良い。ソフトタッチの打キー感に余計な音が鳴らないスイッチ。Cherry社茶軸スイッチは初めて触ってみた気がするけど、これはかなり理想的だ。キーボードの質感もなかなか高級仕上げで剛性もよさげ、キートップの感触もよい。理想を言えば、これで106だった最高だったのだけど、キー配列的にも申し分ない感じ。
あえて言えば、FILCOのキーボードらしく、手前部分をカットした省スペース設計なので、妙な段差を感じるかもしれない。これはスタンドを立てる事で有る程度は解消すると思うけど、気になる人は気になるかも。青色LEDはカッコイイのでOK!

一般的に、PCパーツにおいて割りとぞんざいな扱いを受けやすいキーボードとマウス。しかし、突き詰めると結構嗜好性の高い分野であるとも思う。ある程度テキストを打つ人であれば、割とキーボードの好みというものが個々の中で出来上がっているのではないだろうか。
上記のようなキータッチのキーボードが好きなので、このキーボードはとても気に入っているのだけど、人によっては反発力がある方がいい人、スイッチのカチカチ音が好きな人、好みは人それぞれなので、やはり実際に店頭で触って見るとが一番だと思う。「キー打つだけだしなんでもいいや」と適当に使ってるのは一番もったいないと思うんだなー。
家のキーボードも「SK-D100M」なんだけど、ハッキリ言って入手困難でもあるし、万が一に備えて予備にこの「FKB108M」を確保しとくのもありかな、と思った。

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